川内理香子|Rikako Kawauchi
human closely
2023.3.26(Sun) - 2023.4.24(Mon)
Lurf MUSEUM(ルーフミュージアム)では、 アーティスト・川内理香子 個展「human closely」を開催いたします。 本展では、 大型のドローイングとキャンバス作品を合せた約30点とネオン作品3点を展示。
また、 N&A Art SITE(東京・中目黒)では3月25日(土)~4月27日(木)の期間、 <NANJO SELECTION vol.1>川内理香子“line & colors”を同時開催しております。 川内理香子が表現する作品世界を2ヶ所合わせてご堪能ください。
Rikako Kawauchi solo exhibition「human closely」
会期|2023年3月26日(日) - 4月24日(月) *不定休
会場|Lurf MUSEUM / ルーフミュージアム 1F・2F
時間|11:00 -19:00
住所|150-0033 東京都渋谷区猿楽町28-13 Roob1
入場|無料
オープニングレセプション| 2023年3月26日(日) 18:00 -20:00 (作家在廊予定)
協力|WAITINGROOM
※ 展示作品は販売いたします(一部非売あり)
※ 作品の購入は申込制になります
【販売作品申込】
Lurf MUSEUM展示会場またはウェブサイトにて対象作品をご案内させていただきます。
展示会場とウェブサイトで受付・申し込み方法が異なりますのでご注意ください。
▼展示会場 申込み
申込期間:2023年3月26日(日)11:00~4月7日(金)19:00まで
▼ウェブサイト 申込み
受付期間:2023年3月26日(日)11:00~4月5日(水)12:00正午
申込期間:2023年3月26日(日)11:00~4月7日(金)23:59
※ウェブサイト申込は、「受付」と「申し込み」の2回お手続きをしていただきます
ウェブサイト 申込み 概要・受付フォームはこちら>>
4/5(水)12:00にてウェブサイトでの受付は終了いたしました。
店頭での申込みは4/7(金)19:00までとなります。
販売作品ページはこちら>>
【アーティストステートメント】
抑制された衝動の中、私は描く。
素早く描くが、その勢いや運動に任せているわけではない。が、道順が決められているわけでもない。わかるようでわからない、意図しているようで意図していない、説明できるようで説明ができない思考回路が作品上で結晶化する。
そこは複雑な意味と感覚と意識と無意識と言語とイメージの連鎖が混沌としている。それは自然の形相のように思えるし、その地を目指したくもある。
さて、今回の展覧会のタイトルについてここに記しておこうと思う。
私はドローイング、ペインティング、針金やネオンを扱った立体作品など、様々なメディアを、それぞれの素材での描き方で、それぞれの地で見えてくるものを制作している。
ドローイングにはドローイングの素材や質ならではの空間性がある。ペインティングも同様だ。
ドローイングの中に立ち現れていたイメージがペインティングの中にも見え始め、ドローイングとペインティングの素材の違いを超えた、共通の空間性を感じ始めている。
ドローイングの世界はペインティングの素材の中にはまり始め、ペインティングのイメージもそこに交わっていく。ドローイングの世界はペインティングに寄り添い、両者は手を取り合い歩を進むような具合になってきた。
着実にペインティングに近寄るドローイングのイメージと空間に、今回の個展のタイトルはhuman closelyにすることとする。
並走していたそれらが1つに融合したら一体どんな景色が見えるだろうか。
-川内理香子
【プロフィール】
川内理香子|かわうち りかこ
1990年東京都生まれ。2017年に多摩美術大学大学院・美術学部・絵画学科・油画専攻を修了。現在は 東京を拠点に活動中。
川内は食への関心を起点に、身体と思考、それらの相互関係の不明瞭さを主軸に、 食事・会話・セックスといった様々な要素が作用し合うコミュニケーションの中で見え隠れする、自己や 他者を作品のモチーフとして、ドローイングやペインティングをはじめ、針金やゴムチューブ、樹脂やネ オン管など、多岐にわたるメディアを横断しながら作品を制作しているアーティストです。制作を通して 描くことで、捉えがたい身体と目には見えない思考の動きを線の中に留めている、と本人は語ります。
1990年 東京生まれ
2015年 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻 卒業
2017年 多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻油画研究領域 修了 現在東京を拠点に活動中