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ERI FUKAMI

Eri FUKAMI
フカミ エリ
私の描こうとする人間たちは、世界の断片的な記憶や時間、生き物、風や海であり、時に男性であり、女性であり、また人魚だったり鳥だったりと、それぞれが粒のように姿を変容しながら至る所に存在する。根源的に変化し続ける生き物としての私たちは、一人一人が、生まれた時に規定された性別や人種とは異なる非典型的な存在者であり、そこから生まれ出るアイデンティティは、分かち合われることを通して、再び一つになる。私たちは、「魂を持つ身体」なのでは無く、「身体を持つ魂」とも言える。人間の姿形を司りながらも、生命の営みが積層された石であり、土であり、骨であり、血であり、数多の生命(宇宙)の堆積層こそが「魂」の憑代ではないだろうか。

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