2026-07 グループ展 PAINTING

GROUP EXIHIBITION

PAINTING

2026.07.11 Sat. – 08.16 Sun.

この度、LURF GALLERYでは、石山未来、内野琳央、大上巧真、椿野成身、長沢楓、西村昂祐、フカミエリによるグループ展「PAINTING」を開催いたします。

ペインティングとは、描くという行為であると同時に、絵具、色彩、支持体、そして像が立ち上がる過程そのものを含んでいます。
本展で紹介する7名の作家は、それぞれ異なる方法で絵画のあり方を探っています。
感覚や記憶、心の在りかをかたちにする試み、日常や社会の中にあるイメージの再構成、絵具や支持体といった絵画の構造への問い。これらの表現は、絵画という形式に向き合いながら、その輪郭を静かに広げています。

本展を通して、現在の絵画が持つ多様な在り方と、7名の実践がひとつの空間に並ぶことで見えてくる、「PAINTING」の広がりを感じていただけましたら幸いです。

EXHIBITION OVERVIEW

GROUP EXHIBITION 「PAINTING」

  • 会 期

    2026年7月11日(土)~8月16日(日)

  • 会 場

    LURF GALLERY 2F

  • 時 間

    11:00 – 19:00

  • 住 所

    〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町28-13 Roob1

 

OPENING RECEPTION

2026年7月10日(金) 18:00 – 20:00
※予約不要・入場無料
※作家在廊予定

 

ART WORKS

Installation Views

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ARTISTS

Miki ISHIYAMA

石山 未来

絵画を単なる視覚表現ではなく、人類が長く育んできた信仰や儀礼、想像力と接続する実践として捉える。見えない存在や記憶の痕跡、人々の祈りや畏れが形づくってきた感覚の層をすくい上げるような絵画に加え、モップや布などの日用品を用いたインスタレーションも展開し、道具を儀礼的な媒介物へと転換することで、人と物、人と不可視の世界との関係性を問いかけている。その実践は、合理性では捉えきれない人間の精神活動に光を当て、現代社会において失われつつある精神性や、人間存在の根源に潜む無意識の領域を浮かび上がらせる。

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Rio UCHINO

内野 琳央

壁と絵画の関係を空間へと移し替えることを手がかりとし、空に絵を掛けることを試みている。 糸状にした絵具を編み、壁から離れた場所に形を留める。作品は重力や張力、風や光の変化といった小さな気象の連鎖を受けながら存在し、空間を遮るのではなく通過させることで、見る位置や距離によって姿を変え続ける。 その時、空は背景ではなく、作品が一時的に留まるための場として現れる。

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Takuma OUE

大上 巧真

個人的な身体感覚を縄張りと置き換え、空間や場所を把握ないしは占める事について、自分にできるだけの方法で考えを巡らしたい。

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Narumi TSUBAKINO

椿野 成身

私は、記憶や視覚のなかで形が立ち上がる手前の状態を絵画として探っている。建築物の断片、人物の輪郭、虹のような干渉する現象を重ねることで、認識されつつもまだ一つの像として固定されない状態を画面上にとどめようとしている。画面に現れる像は、明確な再現ではなく、認識へ向かいながらも、なお揺らぎを残したまま留まる。絵画とは、世界を確定的に指し示すものではなく、視覚と記憶のあいだで像が結ばれていく過程そのものに触れるための方法である。

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Kousuke NISHIMURA

西村 昂祐

板や布などに絵の具を載せ、それを支持体に押し付け引き剝がすデカルコマニーと呼ばれる技法を使った絵画制作をする。その技法により、私が載せた点や線といった絵画の要素は、偶発的な現象で絵具という物質に還元される。意識外から生成されるイメージから画面が完成される不条理さのようなものに私は惹かれた。

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Fu NAGASAWA

長沢 楓

歩いて見つけた絵付皿や襖絵、民画などに描かれている生活に根付いた絵を頼りに、東洋における絵画のあり方を再考している。道具に描かれた絵は、装飾あるいは願い、祈りなど、生活に根差した機能や役割を持つ。私たちは絵を通して、身近な人への思いや願いなどを個人に置き換えて解釈していく。

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Eri FUKAMI

フカミ エリ

私の描こうとする人間たちは、世界の断片的な記憶や時間、生き物、風や海であり、時に男性であり、女性であり、また人魚だったり鳥だったりと、それぞれが粒のように姿を変容しながら至る所に存在する。根源的に変化し続ける生き物としての私たちは、一人一人が、生まれた時に規定された性別や人種とは異なる非典型的な存在者であり、そこから生まれ出るアイデンティティは、分かち合われることを通して、再び一つになる。私たちは、「魂を持つ身体」なのでは無く、「身体を持つ魂」とも言える。人間の姿形を司りながらも、生命の営みが積層された石であり、土であり、骨であり、血であり、数多の生命(宇宙)の堆積層こそが「魂」の憑代ではないだろうか。

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